長崎市の出島復元準備室を訪問

 

Ronald Hilhorst and Junji Mamitsuka at the main entrance to Dejima Island

出島の表門前でのロナルド・ヒルホルスト氏と馬見塚純治氏

ライデン日蘭協会は今日、長崎市の出島復元準備室を訪れました。室長の馬見塚さんが快く迎えてくれました。室長とはライデンと長崎両市の友好関係の充実と発展に向けてたくさんの可能性について話をしました。とくに出島にとって大事な年となる今年と来年について話をしました。今年中に新しく六棟が完成しますが、現在、これらの棟の復元が最終段階を迎えています。また、今年の10月には国際シーボルト会議のレセプションが出島で行われます。来年は、長崎の江戸町と出島にかかる橋が完成し、盛大なオープニングセレモニーが企画されています。

出島のウェブサイト: http://nagasakidejima.jp/

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長崎の中学生16名、ライデンでホームスティ

2014年に続いて、今年も長崎の中学生が夏休みを利用してライデンを訪れます。期間は8月19日から22日の予定で、19日にはライデン市役所やシーボルトハウスや国立民族学博物館を見学します。国立民族博物館でライデンの中学校の生徒と文化拘留面談をする予定です。19日の夕方からライデンのホームステイファミリと週末を過ごします。

ライデン大学付属植物園:マンガ「シーボルトと日本の植物」出版

2016_02_Cover_NEW_04_medium今年、ライデン大学付属植物園 Hortus Botanicus はシーボルト関連のイベントをいろいろ行っています。マンガ「シーボルトと日本の植物」出版もそのひとつです。5月1日から植物園を訪れる子供たちに無料で提供しています。入場受付でお受け取りください。マンガの作者はStephan Timmers氏です。残念ながら、漫画はオランダ語と独語のみです。ちなみにオランダ語のタイトルは、Von Siebold en de Planten uit Japan です。

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公益財団法人ライデン日蘭協会が発足

ライデンに日本関係の公益財団がまた一つ増えました。先日、組織や企業などが集まった円卓会議をきっかけに公益財団ライデン日蘭協会が発足しました。ライデンは2013年から長崎市と友好関係にあります。すでに1600年のリーフデ号の九州漂着から、長崎とオランダ、とりわけ長崎とライデンは長い歴史を共有してきました。この歴史の足跡は現在でもライデン大学付属植物園、国立民族学博物館、ナチュラリス国立自然史学博物館、そしてもちろん日本博物館シーボルトハウス、さらに市内の記念碑、そのたの組織や企業に見て取ることができます。

ライデン日蘭協会は、ライデンと長崎地域のすべての人の日蘭プラットフォームです。文化、教育、経済などの分野に於いて、ライデンと長崎の組織や企業が互いに協力できるように努めます。